家族が精神を病んでしまったら
職場の問題で退職してしまった場合、精神を病んでしまって引きこもりになってしまうことがあります。自分の家族が引きこもりになってしまうと、将来が不安なものです。もし自分の家族が精神を病んでしまった場合、家族が少しでも改善できるよう考えてみましょう。
例えば、精神を病んでいてもアルバイトをすることは可能です。週に数回・数時間のアルバイトであれば、それほど負担がかからず働くことができます。ずっと家にこもっているより、少し外に出てアルバイトをした方がメリハリがつき、気分転換になるかもしれません。しかし、症状が悪化してしまっては意味が無いので、本人の様子をみながらアルバイトを勧めてみましょう。アルバイトの日数や時間を無理なく徐々に増やしていければ、病気の改善が期待できます。
また、そのような家族ができるケアと平行して、病院でのケアに乗り出すことも大切です。鬱病を発症している場合、早期に心療内科や精神科で治療を受けるようにしましょう。鬱病は早期に治療した方が完治の可能性が上がるので、早期発見が大切なポイントです。鬱病は自分では気づきにくいため、一緒に住んでいる家族が小さな変化を見逃さずに発見してあげることで、早期発見に繋がります。
また、本人が鬱病によるブランクから新しい職場に就職するのが恐怖になっている場合、こうした病気を背負っている人達の就職支援をしている場所に足を運ぶと良いでしょう。公的な機関でも行なっている取り組みなので、本人に合った職場を見付ける上でとても便利です。電話相談を受け付けている場所も設けられているので、利用できるものは積極的に利用してみましょう。私も母の介護をしていますが、病気になってしまった本人の家族が知識を身に付けることも重要なのです。